ときどきペットショップのチンチラファミリーはデグーたちと一緒に暮らしています。
高山の寒い乾燥した場所で暮らすチンチラ。
自然界でもチンチラとデグーは同じ巣を利用して生活するそうです♪
岩と岩の隙間のトンネルなどで群れで生活するチンチラ。
運動能力が高く特にジャンプ力がすごいです。
デグーたちと一緒のお部屋でのびのび子育てしています。^^
飼い主さんへの「甘噛み」は、遊びやコミュニケーションの一つです。
飼い主さんの手や指を軽く噛んで遊びに誘います。
広いフリースペースにいる知能指数の高いデグーは赤ちゃんが生まれると「見てみて!」と、飼い主さんの手をくわえて巣まで連れていくようになります。
主食はチンチラの専用フードとチモシーなどの牧草を与えましょう。
ストレス化ではビタミンCの入ったペレット(モルモット用は実績あり)が効果的です。
副食(おやつ)は乾燥した少量の野菜・果物などがオススメです♪
小動物用のおやつとして販売されています!
チンチラの過ごしやすい温度は18~25℃です。
チンチラは高温や湿度が高い環境が苦手です!
25℃を超えると熱中症になる可能性があります。夏は注意しましょう。
★ケージ
ケージはチンチラ用が販売されています。
サイズは幅60㎝、奥行50㎝、高さ70㎝以上の物がオススメです。
★ステップ
ケージ内にはステップを設置してあげましょう♪
チンチラは活発に動き回るので足場として設置してあげます。
★敷物
床にはスノコや樹脂製マットを敷いてあげましょう!
チンチラの足は小さく細いので挟まってケガをする場合があります。
★巣箱・隠れ家
チンチラが落ち着ける場所(隠れ家)として設置してあげましょう。
★チンチラダスト(砂) & 砂浴び用ケース
チンチラは砂浴びで体を清潔に保ちます!
1日に30分程度砂浴びタイムがあると好いでしょう。
楽しそうに砂浴びをしている姿はとても可愛いですよ♪
★かじり木
チンチラにはかじり木を設置してあげましょう♪
木製の巣箱などはかじり木の代わりにもなります!
本気噛みの見分け方
耳を後ろに倒す、体が硬直する、威嚇声がある
このような場合は怒って噛む場合があります。
チンチラは硬い木の実や種を砕く強い歯を持ちますので噛まれるとそれなりに痛かったり傷がついたりします。
リラックスしているときにスキンシップを取りましょう。
また食事中や寝ているときに無理にスキンシップを取ることは控えましょう。
★グルーミング
チンチラはグルーミング(自己ケア)の延長線で自分の手足など体の一部を噛むことがあります♪
また遊びやストレス発散などさまざまな理由でも同様に自分の手足や尻尾、毛などを噛んだり齧ったりむしったりすることがあります。
退屈しのぎの場合もありますので、遊び道具「かじり木」を置くなど対策をしましょう。
このような手や足を齧る(噛む)行為は小動物の自然な行動ですから飼い主さんはあまり心配しすぎないようにしましょう。
また稀ですが、環境変化や栄養不足などからくるストレスにより過剰に噛む「自咬症/じこうしょう」へ発展するケースもあります。
これらのストレス対策については以下に続く チンチラの特性 の項目をご覧ください。
チンチラなどの小動物は飼育環境の変化や騒音、孤独(寂しさ)などのストレスによってグルーミングついでに自分の手足、尻尾、毛を齧ることのあります。
栄養不足や運動不足、退屈しのぎなどでも齧ることもあります。
※人と違い齧っても「痛み」はさほど感じません♪
チンチラは外敵に襲われると被毛が抜ける「ファー・スリップ」と言われ現象が起きます。
チンチラは一つの毛穴から60~80本の毛が生えているため、毛が抜けると剥げができます。飼育下でも急に触れたり、驚いた瞬間などに大量に毛が抜けることがあります。
自然な現象ですので心配はいりませんが毛が生えてくる数カ月間、栄養面の強化をしながら穏やかに過ごさせてあげましょう♪
お迎え当初は環境変化によるストレスを多かれ少なかれ与えます。
元気に過ごしているように見えてもストレスは体調に影響します。
食欲が無い場合は小動物用ミルクをスポイトなどでゆっくりと与えてください。
食事を取らないと、小さなチンチラは一気に体調が悪化してしまいます。
穏やかに過ごせるように工夫してあげましょう♪
静かな環境でゆったりと過ごさせましょう。
普段の食事にプラスしてペレット(ビタミンC入り)や小動物用ミルクを与え栄養をつけましょう。
同じ年頃のお友達を作る。静かにスキンシップをとり遊び相手をする。
人間から近づく×
チンチラの方から寄ってくるのをじっと座って待つ◎
空調の見直しやケージサイズを大きくしたり、遊ぶ時間をチェックしましょう。
小動物用の粉ミルクとペレット(ビタミンC入り)を積極的に与えましょう。
小動物にとって天敵となる犬猫がいる動物病院は強いストレスになります。
診療や処置もストレスになり得ますが、なかでも犬猫の匂いや鳴き声は注意が必要です。
モルモットやチンチラなどの小動物にとって犬猫などの天敵は本能から「強いストレス」を感じ、一見、平気そうに見えても重大な体調不良に結びつき突然死など命に関わるケースもありますので注意が必要です。
動物病院を選ぶ時には小動物を専門に扱っている病院など慎重な選択が求められます。